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217 金堂(伽藍)

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:27 By: ezuken_admin

表面に「高野山名勝 金堂 一山総本堂善美ヲ画すコト天下無双(本尊)/大師御自作薬師如来御丈一丈六尺其他国宝数多シ (三島発行)」とある。

壇上伽藍の金堂は、昭和元年12月26日未明に焼失した。現在の金堂の屋根は1層であるが、本絵葉書では2層であることから、金堂が消失した昭和元(1926)年12月26日以前のものであることが分かる。大正天皇は大正15(1926)年12月25日に崩御されており、金堂消失と大正天皇崩御が、同じ紙面に報道された。

屋根の上に、避雷針が3本設置されている。右奥は高野四郎(釣鐘)と考えられるが、現在のものとは異なっている。その隣にも建物が見える。

216 御社(伽藍)

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:26 By: ezuken_admin

表面には「高野山 両大明神/(第一社丹生都比売明神第二社高野御子明神大師明神と並称し人の信仰最も深し」とある。

鳥居や柵、燈籠は現在のものとは異なる。

215 極楽橋

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:26 By: ezuken_admin

表面には「高野山 極楽橋/(不動谷架すこの渓の一流自ら塵梵を劃しこれより浄域に入るを以て此の名を得たるか)」とある。

現在、南海電車高野線の終着駅であり、高野山駅にはケーブルカーが運行している。極楽橋駅は、1929(昭和4)年に高野山電気鉄道によって神谷駅(現紀伊神谷駅)が延伸されたことによって出来た。

213 奥之院・熊谷寺・芭蕉句碑・燈籠堂(奥之院)

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:25 By: ezuken_admin

表面の左上に「山彦に足音のみ/響き 浄域十八町も/一つ橋を渡りてより」、右上に「熊谷直実の古?にのこる/高野熊谷持に手向けん」、左下に「偉聖芭蕉を偲ぶその句碑に/【父母のしきりに/恋し 雉?子の子】」、右下に「燈籠の宜璧を/みん 万燈籠堂の/?閣にみる釣燈籠」とある。

212 女人堂・苅萱堂・御影堂・不動堂・霊宝館

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:24 By: ezuken_admin

表面の左上に「女人禁制の高札を/かかげし女人堂にて/土産物などあがないひて」、中央に「石童丸と??なし/苅萱にて有名な苅萱堂」、右上に「三鈷の松も栄へ 大仏/開眼の尊像安置の御影堂」、左下に「大師刻みし国宝の九体の/仏像も安置の不動堂」、右下に「高野一山の霊宝/五千余点を納む霊宝館」とある。

209  宝寿院・美福門院陵・燈籠堂(奥之院)・三昧堂

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:23 By: ezuken_admin

表面の左上に「宿坊宝寿院を/尋ねて、仰墓する/弘法の御手にかへらむ」、右上に「院庭の樹木も礎にして/鳥羽天皇皇后の御陵美福門院」、左下に「貧者の一燈も白河法皇の/永代燈明も消へること/なく法燈連綿と」、右下に「特別保護三昧院の白壁に/したたる?り映え」とある。

208 ケーブルカー・西塔・釣鐘堂・大門・御社

Posted on: 2019/07/18(木) - 17:22 By: ezuken_admin

表面の右上に「月明の聖山を/下降す高野ケーブル/カーの夜景情緒」、右下に「西燈、釣鐘堂に/月たかくして/幽?閑?なり」、左上に「仏法僧鳥の鳴き/声に夜の更けし/高野山門に月さして」、左下に「燈明の光り月明に浮き/両大明神寂々と。」とある。

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